カリビアンコムの歴史

カリビアンコム

カリビアンコムの歴史

アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルスに本社を置くDTIが運営するカリビアンコムは、海外無修正アダルト動画の配信サービスですが、なんと日本語サイトも用意されています。

月間約1500万ユーザーが利用しておりアメリカ、中国、台湾からの利用も多いです。

運営会社 DTI Serivices,Inc
住所 101 N. Pacific Coast Hwy Ste. 300 El Segundo, CA 90245 アメリカ合衆国
運営開始 1996年
配信動画 5000本強
視聴端末 PC、スマホ、タブレット

1969年、デンマークがハードコアポルノを合法化し、それを境に1970年代からアメリカ合衆国や他の多くの国々で「表現の自由」の名のもとポルノ映画に対する規制が解禁されました。

日本でも1962年に「ピンク映画」が登場東映、大映、日活、松竹も後に続きました。

1969年にカセット式ビデオテープレコーダーが発売されるが、一般家庭に浸透するのはまだ先の事になります。当時はまだピンク映画が主流で日活ロマンポルノ等が全盛時代を迎えていました。

日活ロマンポルノでは本番はなくマエバリをして疑似SEXをいていたようです。

日本の法律では、映像作品における性器の露出は禁止されており、映倫などにより厳しく規制されているのです。

ただし本番をしてはいけないことも無く、大島渚監督、寺山修司監督、武智鉄二監督らは、芸術志向のハードコア・ポルノ作品を監督していたようです。要は見せちゃダメってことです。なんか生徒手帳を思い出す。

本格的なビデオブームが起こるのは1980年代になってから。1975年にベータマックス(ソニー)が、1976年にVHS(ビクター)されて一般家庭に少しずつ浸透していきます。

私はベータマックスに飛びつきましたがもう少し待った方が良かったかも。アダルトビデオとして初めて発売されたのが1981年の『ビニ本の女・秘奥覗き』他です。

当時はまだピンク映画をビデオ化したものしかなく、モーテルやラブホテルで観覧するのが主でした。『ビニ本の女・秘奥覗き』他は業界に大きな痕跡を残し、にっかつビデオフィルムズは『愛染恭子の本番生撮り 淫欲のうずき』を発売。本番が男性を刺激し大ヒットに繋がりました。

宇宙企画もこの時期に設立され、数年でアダルトビデオは大ブームを起こす。メーカーも100近くにまで増え、1980年代後半にはレンタルビデオ店も多数存在した。

アダルトビデオだけでは無く様々な分野のビデオがあったが、男性の場合一般の映画にアダルトビデオも添えて出すことも多かったと思います。裏ビデオ等が出だしたのもこの頃です。美少女ブーム、AV女優のアイドル化も80年代後半です

1990年代にはいると、美少女でもハード路線が求められる様になりました。ドラマ仕立ての作品も時代遅れになり宇宙企画等が失速し、過激な作品を作るインディーズレーベルが台頭してきました。

本屋で売れるセルビデオも出てきましたね。ソフト・オン・デマンドの統括プロデューサー高橋がなりさんがマスコミに頻繁にでてセルビデオメーカーのイメージを上げていました。

そして1997年カリビアンコムがインターネット上で産声を上げました。カリビアンコム独自のサービスを提供していた訳では無く、海外無修正ライブチャットの紹介で収入を得ていたようです。

将来的には無修正動画を世界的に展開しようと考えていたと思います

2001年カリビアンコムはアダルト無修正動画の配信を開始しました。ストリーミング・ダウンロード・DVD購入いずれにせよ個人で楽しむだけなら違法ではありません。今後の展開を読んでストリーミング・ダウンロードが最も適切な選択だろうと考えたのでしょう。

ただし海外からの裏DVD購入は関税法で「輸入してはならない貨物」になる様で税関で没収されるリスクがあるようです。度重なったり大量だと逮捕もあり得るので注意が必要です。

当初は主に流出作品を扱っていました。当時の有名・無名女優たちです

及川奈央はみんなも知っていると思います。彼女の流出作品もありました

朝河蘭は200タイトルに出て非常に人気のあった女優さんですが流出作品がカリビアンコムで紹介されました

アイドルユニットを結成しCDをリリースするなど芸能界でも活躍した堤さやかの流出作品

堤さやかとアイドルユニットが一緒だった長瀬 愛もとても人気がありました。

時代も後押ししたのでしょう。大手アダルトビデオメーカーの衰退・インディーズの台頭・安価なセルビデオの発売・オンデマンドと言う新しい販売形態等カリビアンコムにとっては大きなチャンスが転がっていました。

安価で多くのアダルトビデオが入手でき、インターネット環境も整いつつありました。それを利用して利益を上げオリジナル動画に投資することで今の地位を築いたのです

2010年代に入るとタブレット・スマートフォンが浸透してきました。アダルト動画を外出・出張先でも見たいというニーズが生まれカリビアンコムもコンテンツ等をスマートフォン対応にしてきました。またスマートフォン専用会員も作りました

現在VR動画専用の3Dエロスネットがカリビアンコムと同じDTI加盟サイトに存在しますが、AIやVR・メタバースなどのコンテンツと融合した新しいエロバースの誕生を楽しみにしています。

 

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